例えば若者の自動車離れ。若者にとって最も高価で憧れの商品として位置付けられていた車が、彼らにとってそれほど重要なものではなくなってきました。若者＝自動車といった図式の概念が崩れ去り、その結果このような大枠をターゲットとしてモノを売るという行為が難しくなってきました。
「個」の多様化により「個」に対するアプローチの重要さをましてきた中で、インターネット（ワン・トゥ・ワン・マーケティング）の登場は、広告のあり方を一変させました。今後もインターネットの重要性は増し、その規模は拡大していくことでしょう。しかしマス広告が軽視されていくということではありません。マスの役割、インターネットの役割をふまえた上で、お互いの能力をクロスオーバーさせて、より効果的な広告を創出していくかということが主流となっていきます。
クロスメディアとは多様なメディアを組み合わせ、実行することにより効率よく消費者に訴求する広告手法です。今注目されているのは「マス」と「個」のメディアの組み合わせです。例えば［ＴＶ+インターネット］の組み合わせ。［新聞広告＋インターネット］［雑誌広告+インターネット］［モバイル+折込広告］などさまざまなケースのクロスメディアマーケティングが可能です。
マス媒体で企業やブランドの認知度を高め 信頼性を構築する一方、自社サイトへのアクセスを誘導し、個々の商品の情報を提供することによってアクションに至ることをマーケティング戦略として設定しています。個の多様化といううねりの中で、マーケティングは「マス」と「個」へのきめ細かな戦略が求められています。
もちろんそれぞれの企業の業態、企業を取り巻く環境、商品構成などは違うわけですから、一遍とうなマーケッティンクは存在しません。当社はクロスメディアをマーケティングの基本に置き、お客さまのニーズとマーケティング目標に応じた戦略立案から実行、効果分析までを行います。企業の希望する広告効果を達成するためアドケーションはこれまでの経験と実績、詳細なデータに基づいて新たな広告戦略を提案をさせていただきます。
